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しばしこちらにいます★

https://ameblo.jp/417roomri/
よければのぞいてくださいね、こちらのブロガーさんの所ものぞきには来ます(^^)

# by 39-unepomme | 2022-09-26 13:10 | Comments(0)

にんげん

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細々続けているゲーム、アークナイツはアプリゲームですがPCでもできます
いわゆるタワーディフェンスのゲームで、なんていうか、
キャラクターによって、近距離専門や遠距離専門、あるいは治癒担当などいろいろいて、
それを、マス目の中に、好きなように配置して、
敵がゴールまでいっちゃうのを食い止めて倒すって感じなんですけど
いろんな絵師さんや声優さんが起用されていて豪華!で、イラストがなんとも可愛い
にんげん_a0081807_13553981.jpeg
そして進化させたりもします。そうすると台詞をしゃべったり、立ち絵が微妙に変わったり
かわいい(*´▽`*)
気分転換にやりますがたまに、もう少しでクリアできそうな面を
気付いたら延々とやっていたりします 笑


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だいすきなシナモン皿で夏バテも防止(*´▽`*)
気付いたらサンリオの食器とコップばかりでした笑
このグラスはデザートが入っててミニストップさんで売ってるやつで
だいたいシナモンって人気すぎて、あーグラスつきデザートでたんだ~って思っても
実際売ってるのあんまり見たことないんですけど、たまたま発見しました\( 'ω')/
シナモンやキキララ、ポチャッコのカフェシリーズ!!

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アップするの遅くなったけどまぁおなじ月のうちだしセーフっしょ!!
ってわけで
カズナリミヨシのハピバ記念(∩´∀`)∩

かずくんがいっぱい笑顔になれる一年でありますように☆彡
桃のショートケーキはわたしの個人的にお気に入りなケーキ屋さん(ファウンドリーhttps://tabelog.com/grouplst/G03316/ )のです
売り切れてることも多いんですけどたまたまありました わーい
スパークリングワインはかずくんっぽい明るい色かなって
スペインの軽やかなスパークリングワイン、フレシネ https://www.suntory.co.jp/wine/special/freixenet/ の
新しいやつです
すっごく飲みやすくてさわやかでおすすめです!(∩´∀`)∩


かずくんはA3!というなんだろう、アプリゲームで
劇団員を育成したり公演をおこなったりするんだけどゲーム性は女子向けなのか簡単になっていて
でもけっこうちまちま動いたりかわいいから
キャラが好きなら楽しめるかもしれない。
ストーリーがわりとちゃんとしているのと
公演のお芝居作品もストーリーがちゃんとあるから
たまにツッコミどころは沢山あるけど
それもふくめて面白いです。

前にもたぶん書きましたが、えーと、宝塚や劇団四季みたいに春夏秋冬でそれぞれグループになってて
順に公演するんですけどたまにミックス公演もあって。
この二人がおなじ舞台に立つんだ!尊い!みたいのがありますね。
なにより、劇団員の素性がまちまちで
年齢も中学生から年齢不詳(40歳?くらい?)らへんまでいろいろだし
うん、あとは寮暮らしが尊いですね。\( 'ω')/

かずくんは美大生で明るいパリピだけどいろんな過去もあるし
絵を描くのが好きで絵を専門にしているけれど
将来とか悩んでいたりして
好きなことがいっぱいあって悩んでいたのが
もう全部やってみればよくない!?やれるかぎりやれば!
めざせウルトラマルチクリエイターじゃん☆みたいなノリで
そういうとこが好きですね

好きなことをやっているときにぶつかる壁とか
それでもやっぱり好きだっていう気持ちとか
あれもこれもキラキラして見えて選べないとか
色々、すごく共感する所があって

あとは人を悪く言わないし、誰にでも興味ありでにこにこ
へんなあだ名つけてへんなパリピ用語で話すあたり好きですね 笑

わたしも、誰にでも興味があり、ほとんど誰にも興味がなくもあり
そういう自分がたまにいやになるし度々落ち込むけれど
でも、やっぱり出会わなければよかったなんて思わないし
絆を最初からこうしようと思って出会わないし
そう思うとこんな適当な自分と関わっていることを選んでくれている人たちに
本当に感謝の気持ちになる
感謝というのもなんていうか上から感があってやなんですけど 笑
なんていうんだろうな

*******************

ずっと人との関わり方の理想形を考えていて
哲学と宗教とか歴史とか勉強していて
他者論についてすごい考える
ホロコーストの反省にたつレヴィナスのように、
誰もを三人称にはせず、「顔」がある二人称として、
そして、わたしに果てしなく背負わせてくる存在として想定するのは
すごくしっくりくる部分がある

他人のことは究極的にはわからなくて、だから、さじをなげたくもなるけれど
でも、そういうもんだと割り切って
それに、どんな他人もまた、自分とおなじようにこんなふうに
自我を持って悩んだり落ち込んだり傷ついたりしながらも
生き延びてきた大切な一人であると考えると、
一人ひとりに「顔」があり、
それを、「〇〇の思考の人」とか「血液型が〇〇の人」とか
一般化して語ることはほんとうはあってはならなくて(もちろん程度の問題ではあるが)
なぜなら
一般化されていい人なんていないから。
一人ひとりがかけがえのない存在だから。

東京エフエムのブルーオーシャンの住吉さんが
自分はどんなときも「〇〇人だから」というふうには考えないようにしている
と言っていたのが印象的で
国や文化によってなんとなくの傾向は、やっぱりあるんじゃないかと思う一方で、
誰かと向き合おうとする時には
そういういかなるラベリングにも左右されることなく、
まっすぐにその人をみるべきだとわたしも思う。

関わることになる相手に対してはそうであれたら一番いい
でも合う合わないはきっとあるから
愛せない場合には通り過ぎよ、というニーチェの言葉をいつも思っているけれど 笑
憎んだり悪口言うくらいなら関わらない、って

ニーチェもすごく好きで
けど、ニーチェはやっぱり強い人しかできない生き方をしていたんだ、とか
男性的だとかいったり
発狂したから幸せじゃなかったといったり
いろいろ言われるけれど

どうなんだろう
男性的とか女性的とか
ニーチェは人間としての一個の方向を突き詰めようとした証を歴史に残した人なんじゃないか
と個人的には思う。
まぁわたしがニーチェに共感するからそう思うんだろうけれど。

たしかに歴史をさかのぼると、
とくに西洋史なんかやっていると
古代ギリシア、ローマにさかのぼってヨーロッパの歴史をたどるとどうしても
語り手は男性になりがちで

それはひとつ問題でもあるかもしれなくて
でも、家族もあったし女性も子供も笑っていた世界でもあるのはそんなに今と違うわけじゃないんじゃないか
と思う部分もあって

語っている女性もいるからその声をひろってみることなのか
男性と女性がいっしょに生きているのは今も昔も変わらないから、その一緒の仕方を
詳しく見てみるとか
ジェンダー関係についてはどうしてもある時期以降にしか
そういう議論が出てこなかったりするし
でも異性愛だけじゃなかったのは昔からそうでもあるし

なにかを語るときの主語「わたし」の立場は
すごく大事であるとともに、それがいろんなものを変えてしまう
やっぱり命令してしまう
そうじゃなくて語ることって可能なのか?っていうとまぁ無理なんですけど
人間にはむりで、神ならできるわけですよね あるいは仏様だとかそういう境地というか
人間は、いくら、他人や世界を大切に思いやって、自分は受け身に、
世界や他人に対して「開かれ」ていようといっても
実際、自分というものを完全に無にして、というのはかなり難しくて

でも限りなく相手を想ったり感じたり考えたり
わからなかったらわからないとか、つらかったらつらいとか
伝えることはできる。
あるいは、相手が、何かの信号を出しているとき、
それを感じようとすることはできる。

伝えても、伝わらないことばかりでも。
伝えても、思うようには伝わらなくても。
それでもやっぱり、相手は自分じゃないから
わからなくて当然で、
だからこそ、伝えるということには価値があるというか、尊いというか

伝わらなくても、伝えたいことならば伝えること
相手の信号をよもうとすること
それは全部、間違うこともあるからちゃんとまっすぐ話し合うこと
伝えても傷つけあって交差することもあるけれど
それは、それも覚悟の上だと思うし
しかたない、人と深く関わるということには、覚悟が伴う
そんなふうに、本来どこか遠くで生きてきた他人に、覚悟したい、と思えることが
奇跡で幸せのようにも思う

*****************

主体、一人称を放棄するかどうかが、
信仰に入るかどうかと、
けっこう近い気がする、と少し思った。(必ずしもそうでもないけれど)
そして、一人称があるから人間はだれでも傲慢で
だけど傲慢であるべきで
そうじゃなきゃ生き続けることができないからだ。

レヴィナスは限りなく受け身というか、他者に開いているけれど、
一人称を放棄していない気がする
それがホロコーストへの批判からきているような気が、個人的にはするけど
そこもいいなぁと思う
一人称は、主体は、すてちゃだめだと思う。自分は自分だから。

哲学者で一人称を放棄気味の人たちってかなりいて
というか現代哲学になってくるとかなりそれが流行なんじゃないかと思ったりする
それにも歴史があって、やっぱり、キリスト教の世界がいったん多少なりとも崩される中で
でてきた人間というものは、
それまで想定した神と渡り合うじゃないけれど、意志や理性を持ったつよい人間であるべき
つよい人間でありたいみたいな気持ちが自然とあって
だけど技術や科学の発展でわるい面も出てきてそれも行き詰まると今度は
つよい人間ががんばってきりひらいてきた歴史がただしいとも限らないんだ
一人称だ主体だと言ったってそれは自分が言ってるにすぎないんだ
まわりの環境や世界によって成り立たせられているにすぎないんだといってくる

そりゃあ当たり前だよと思うが
一人称や主体だといって
その本人ががんばってそう言い張るしかなくて当たりまえで、そのほかに証明してくれる方法があってたまるか
とわたしは思う 笑

歴史の流れは、大きくとらえると難しくて
もちろん、客観的に見て絶対だめと思うようなこともあるけれど、
一方で、それぞれの時期に生きていた一人ひとりをそれこそ
三人称じゃなくてたとえば二人称としてとらえたら
そう簡単に批判もできないというか、もっと、知らなくちゃいけないと思う
よく知りもしないうちに悪者扱いとか事件を簡単に片づけるのは
もちろん、おおまかな理解としてはそうしなくちゃすすめないのはわかるけれど
歴史の中のことは、よくよくみると、そう簡単じゃない、ということがたくさんあるなぁと思う。
それを解きほぐすのが、人間というものにほんとうの意味で、ゲーテのように、関心を持つ人の勉強する「歴史」(=人間)だと思う。

****************************

一人称の自分、自己を確立させるものは、自分本人しかいないんだ、というのはたしかにそうだけど
その自分を成り立たせる模範的な軸みたいなものは、
なんにもないわけでもなくて
こう、たしかに近代までの理性一辺倒の男性中心主義っぽい近代人は、今の人からみたら問題だけど
それでも、誰もがこれはいいとか、この人いい人と思う文法はたしかにあるでしょ
と思う。
だから主体があろうとなかろうと、自分で自我を支えなければなかろうと、
「なんでもあり」、にはならないと思う。

そうじゃない、そこには秩序がある。
それがたとえばわたしが思うには、それこそ古代ギリシアからかわらない、
プラトンとかが思い描いたイデアでも
儒教の格物致知でもなんでもいいけど
人間ならあるでしょ、と思う。
そういう理想を持つことをやめないで、
理想にいきなりは到達できなくてもあきらめないで、
日々自分を磨いて人と関わるようなそういうあり方がめざすありかただな

それはわたしがちゃんと教育を受けさせてもらえる世界に生まれていきているから
かもしれないけれど。
うん、そうだな
世界にはいろんな地域があるから
少なくとも、衣食住がある程度困らないでいられるような恵まれたところに
自分が生まれることができて、だからこその、哲学的な「よい人間」観だと思うけど。


なにができるかわからないけれど
差別や戦争はないほうがいいとは思うし
できればみんなが、あたたかい所で眠ったり、おいしいものを食べて笑っていてほしい
そういう世界がやっぱりいいと思う。

いろんなことを考えたり人に話したり
自分が人の支えになれたり、なにかの助けになれたりするとすごくうれしいけれど
自分はすごく小さい存在だなとも思う
だから生きていて苦しかったり
いなくても変わらないんじゃないかと思ったりする

でも、やっぱり、ちゃんと親が育ててくれたし、
食べたり寝たりちゃんとできるくらいには健康だし
できることからやっていくしかない
できなことばっかりでくやしくても

と思います
**********

長い、むずかしい!笑


「消えた初恋」最終9巻
さいごに

『消えた初恋』コミックス、完結おめでとう!!\( 'ω')/☆彡☆彡☆彡

わたしにとって大好きなバイブルになりました。
ストーリーが終始おもしろくて秀逸で、キャラクターもかわいい
みんなすごくいいひと
こんなふうならいいなぁって心がきれいになる気持ち

こんなきれいな青春の物語が生まれる日本っていう国に生まれてよかった
っておもいます
青春は苦しいけれど
それに、きっといつか大人にならなきゃいけないけれど

でもそれは何かがなくなるばっかりでもないし
沈殿したものも全部むだではないって思いたい

いつか番外編で彼らの大人になった姿がふと連載されたらいいなぁーなんて 笑
応募者全員サービスにイラスト集があるので
すぐ応募しました 笑
届くのは涼しくなってからかな、楽しみです(*´▽`*)






# by 39-unepomme | 2022-08-18 14:12 | Comments(2)

すてきなうたと本

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キンプリの新譜をgetしました(*´▽`*)

最初のほう、アイドルがラブソングを歌わなくてどうする!!と言われてるかのような
ラブソングオンパレードに感じた 笑
あと明るい曲ばっかじゃないか!と 笑

でも二回目聞くとそんなにラブソングオンパレードでもないような
なんですかね
最初の印象?

個人的には明るい片思いの歌、からの、究極ラブソング(個人的にはキラーチューン)への流れが好きだったのと(曲名はいわない)
マイフェアレディー、みたいなタイトルのかわいいラブソングが好きだったのと、
あと、キンプリのみんなが執事になって競争する歌がめっちゃ笑いました。競争してるのがもう目に浮かんで楽しすぎて。
かわいいなぁー
もうアイドルも乙女ゲームみたいになっている
キンプリからファンのみなさんへのラブレターの一枚です、と言っていましたが
たしかに、と思いました

ラップ調の歌と、スローテンポの歌、あとは日常励まし系もあるし満足だな
気分によって聴ける歌って違うし
私は気分によってあう歌をずっとヘビロテしちゃうタイプなので
また時間をかけてゆっくりいろんな歌にはまっていくんだと思います

「君の幸せを願う」は本当は強がりで、「君と(いっしょの)幸せを願う」よ、
みたいにかわる歌詞があって

そう、好きかどうかというのは
その人の隣にいて一緒に幸せになりたいのかどうか、なのだろうか
と思ったりもするけれど
ただ、かわいい片思いの歌が言っているように、
好きな人が幸せならそれが自分の幸せだ、
っていう気持ちもわかるし
隣にいる唯一じゃなくても気に入ったら、ほかに一番がいたらいらっとするのは誰でもありうる感情だと思うし
人間って面倒だよなぁと思う
それでもほんの一瞬の笑顔とかひととき一緒にいるだけとか、声聞くだけとか一言メールとか
それだけですごく元気になるから
すごいなと思う


スローテンポの歌は全体的に、歌詞が結局どういう意味なのか
考えさせられるものが多くてうーん、ハッピーなのか、沈んでいるのか、前向きなのかどうなのか
でも、全体的に、最後は前を向いている気がする

明るい片思いソングはほとんど望みがないけど明るくて
これもすごくわかる歌で、たぶん誰もが共感できる気持ちで
(クラスのマドンナみたいな、むしろ学校一のマドンナ?アイドル?みんなの憧れの女の子を好きになってしまうけど自分には望みはないけど今日も片思いをつづけるんだ、とか、ささいな変化に気づいたりちゃんと見ていたり、一喜一憂している、少女漫画みたいな曲)

アルバム全体的に、今回はすっごく、いわゆる「アイドル」たるもの、こう明るくなくっちゃ、みたいな
ふりきった感がある
だけど、ラップのヘビーなテイストの歌が2曲くらいあるのが変わってるところだな
小さな幸せを大事にしよう、みたいな歌もあった 2,3曲かもっとか。元気づける系の歌。

少しずつきいていきます。
よければみなさんもきいてください 笑


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シナモンの堂島ロールコラボをたべました
かわいかった
耳がうまくさせなかった 笑
堂島ロールはさっぱりしておいしいなって思いました。

住野よるさんの本を初めて読んで
すごくいいなっておもいました
あと綿矢りささんもちゃんと読んでなかったけれど
けっこう好きですね
サバサバとした登場人物が多くて。

住野さんのは、女子のどろどろしたのをよく描いていて
でもすごくかっこいい、けっきょくかっこいい、うん、こんな女性いいなって思ったりとか
それで、女性作家だと思ってたんですけど、男性作家さんだったことを知ってびっくりしました。

あと、凪良ゆうさん
ボーイズラブ小説で『美しい彼』というシリーズがあって
1冊目で、わーこれいいわぁと思って
2巻で、わーこの作家さんやばいなと思って3巻目も即買いしました 笑

何がやばいって、うーん、どうだろうな
重すぎる愛というかヲタクがいかに推しを愛するのかというのと
沼すぎる愛のしかたによる自己卑下を突き詰めたところにあるじつは自信過剰というか俺様気質
みたいなのをすっごく見事に描いていて。
ぱっと見俺様!みたいな人がじつは、自信なさげなヲタク気質の人に振り回されていたり
俺様っぽい人がめちゃくちゃに努力家だったりプライドが高かったり
とにかくすごく、わかる、というか、人間観察眼?再現力?がすごすぎる。重すぎる愛の描き方がリアルすぎる。ヲタク気質とか自分大好き人間が人を愛するとこうなる、っていうのをよく描いている。
この人何者だよ、すごいなと思った
そしたら『流浪の月』の作家さんじゃないですか
びっくりした
おー流浪の月って少し前からすごい話題だったやつだよな
映画とかやってたなって
けっこうヘビーな内容ってきいてたけどどうなんだろう、って。

うんあのBL小説を書いた人ならヘビーなんだろうけれど

なんていうか、凪良ゆうさんと、一穂ミチさんは
どちらもBL小説を書き続けていてそこから一般文芸にいった作家さんで
個人的にはもう短期間でめちゃくちゃファンになるほどに
登場人物の立体感がすごい
どちらの人も、とにかくこう、ワークアホリック的でかつヲタク気質のやばい人たち、自分のこだわりが強い人たち
が織りなす世界で
私としてはすごく共感するというか
たぶんボーイズラブ小説というととっつきやすさとか色々あるんだろうけれど
そういう枠を一切超えていて
とにかく人間の描き方が素晴らしくて大好きで
こういう作家さんたちが今、日本にいるんだ、っていうことに救いを感じます。

実際いたらやばい奴、みたいなキャラクターが多いのかもしれないけれど
個人的には、自分もこれだな、と思ったり
それほど全部さらけだせていないけれど、(社会的にこう、一応生きていくために 笑)
でも自分の思うまま生きたらこれになる。間違いない。
と思えるような登場人物たちが
自分のこだわりを突き詰めながら、愛したり愛されたりしていて
苦しんだりめちゃくちゃに自分を追い込んだり
けれどこう、幸せをつかんでいるというか、基本的には、うん
そういうのが、読んでいてすごく、救いになります。

本当に私は活字中毒すぎて
本を買うとすぐ読んでしまうしコスパが悪い あぁ図書館で借りればいいんだ、うん

あとアニメも見てました
とにかく、フィクション世界があるから生きていられるなぁって思う
現実逃避とかじゃなくて
私にはたくさんの現実が必要というか、たくさんの物語が必要で

ひとが生きるには物語が必要
度合いはそれぞれだろうけれど
きっとその人だけの物語が必ずあるし
中心は1個だけど、1個だけじゃ苦しくなることがたまにあるから

物語は人間を救うんだ、って
私は信じています








# by 39-unepomme | 2022-07-11 01:20 | Comments(0)

つないで、ふさいで

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すごく遅くなりましたが、お友達に手作りのイヤリングとビスケットの差し入れをいただきました(*´▽`*)
いつも話聞いてくれてありがとう!!

ミレービスケットってすごくおいしいですよね!
最近、ミレービスケットの入ったアイスも売ってて思わず買いましたが、やっぱりおいしかった。
なんともいえないコク?とシンプルさがすき
トリュフふうって初めて見たし、とても貴重なものをいただきました(*'▽')おいしかった

トリュフ塩とかトリュフ風味醤油とか、あのへんってすごく贅沢感があって幸せに感じます 笑
ポテチで好きなトリュフ塩のやつがあって
また機会があったら食べたいな~

とてもかわいい、そして好きな色合いのイヤリングで
大切にします

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遭遇したシナモンとプリン
そういえばサンリオのキャラクター対象の1位と2位ですね!!
わたしはシナモンガールなので
今ちょうど髪伸ばしてるし、こんな感じめざそうかな(?)笑
小説と漫画とシナモンと音楽が日々の癒しです
シナモンばっかり人気1位でつまんないという意見もあり
わたしももともとべつにシナモン推しだったわけではないですが、今はだいすき
これからも愛します
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最近みつけた好きな蕎麦屋さん

うん、これ、てんぷらがおいしそうに見える通りとてもおいしいです。
あと落ち着いた雰囲気で日本酒とかもたくさん種類があったり、おつまみメニューも少量で充実な雰囲気でした。
サラリーマンのおじさん二人組が、すごく穏やかな雰囲気で、ハムカツをやたら推して頼んでる声が聞こえたのが気になりました 笑
こんど誰かと飲みに行くことがあったら、わたしもハムカツを頼んでみよう、と思うくらい笑
何はなくともハムカツがおすすめ、みたいでした

お蕎麦ももちろんおいしくて

まだゆっくり、という感じではありますが
少しずつ飲食店も復帰しつつあるのかなぁという印象もありますね
周りを見るとそうでもなく流行っているから気を付けないと、とも思いますが。

自分はこの2年?はちょうど人生の中でもかなり分岐点というか何というか
たまたますごい変化が起きる時期と重なっていて
そして、それはなんというか、べつに妨害を受けるものでもなくちょうど、うん、飲食店だとかべつの道だったらきっともっと大変だっただろうなぁと思ったりしますが
わたしの職種はいつでも引きこもり推奨なので、引き籠るまま時が過ぎたという感じです

だけどいろいろと
そもそもこの10年くらいが、瞬きのあいだに過ぎてしまったかのような印象もあり
自分はずーっと同じところに立ち止まっている、あるいは同じ所をぐるぐるまわっているような
仕事も人間関係もどれもそうで
ただ今年から来年はまたおおきく変化しているような気もします。あんまりよくわかんないけれど

あんまり苦しいのとか人を傷つけたり傷つけあったりとかはしんどいとか
やっぱりそうはいっても楽しく生きたいとか色々思うけれど
それでも自分は家族にせよ周りの人も仕事の環境も
とても文句言えないほどに恵まれている、幸せだと思う

この数か月、半年くらい、つらいこともあって逃げるように映画と小説をたくさん浴びて
結果集中して本を速読できるようになったり笑
小説好きの所でまた世界が広がっている所もあるし

基本なんでも興味あるけれどさめやすかったり、すすめられても自分なりによいと思うポイントがないと
全部スルーみたいな超内心さめてる人間なことはもう小学生のころからそうなので、そういう人間なんだと思いますが笑

悲しいとき、心が離れてしまうとき、もう二度とそれはいやだといつも思うけれど
しにたいほどつらいのにしぬことはできなくて
人はそうやって生きていくんだろうって思うし
たぶん一人じゃないんだとおもう

そういえば、一穂ミチさんの作品
どれもすきだとおもうけど
テレビ局関係のやつで、
一番自分とかぶるなーと思うのは相馬栄かなっておもう。
『ふさいで』とかの主人公で。
自由人で性格に難ありというか、周りにあわせてお世辞とか言えないから
部下にも思うままに厳しい駄目だししすぎて
こわがられているけどつくる作品はすごいプロデューサー

いや、わたしはそこまでわがままにはふるまえないし、天才なわけじゃないけど笑、
ただ、こう魂のかたちとして似てるなって
この相馬栄の恋人の設楽さんもそう
基本は自分は思ってないことを言いたくなくて
だけどそうすると角が立つと思うと
あるいは逆に思ってないことばかりをすらすら設楽さんのように言う
いや、そう人間関係うまいわけでもなんでもないけど笑

できたらこう生きたいうんわかる、っていう
めざしている方向性?というか見ている理想の景色
プラトンでいうイデアのありかたが
この二人にすごく自分も共鳴するなって感じる

基本的に協調性がなくて自由人なので
なのでここまでこうして生きてきてしまった
もう後には引けないというか
うん、自分から創作物、といっていいかわからないけど、文章だとか自分でまとめるもの、なんでもいいんだけど
そういう自分で考えてなにかを自由にやる、ということを奪ったら、もうそれこそ廃人だろうって思うし
だから妥協できないししたくなくて
そのためにいくら労力がきつくても身体がきつくても気にしないから、倒れるまでやると思うし
そういう意味では自分のことしか愛せないし自分しか好きじゃないだろう
という二人のことがすごくわかるというか
それでもわかってくれるような場合はころっと全部あけわたしちゃったりもする
気が向かなければ全然なつかない
とか
相馬栄の気まぐれさと自由さと愛の重さ?たぶん猫気質、放浪気質、っていうのかな
そういうのがすごく好きだな、わかるなって思う

そういう、わかるなーって相手が、
こう、幸せに生きている物語って
読んでいると幸せな気持ちになる。
そういう物語を生み出してくれる人がいるということに
この世界に希望を感じます。

みなさんも
たくさん笑っていますように。
今日もありがとう

*りんご





# by 39-unepomme | 2022-06-13 00:28 | 日常のできごと☆ | Comments(0)

半分なんて、誰かと分け合うなんて気がくるう(イエスかノーか半分か)

すごく幸せではあるけれど、なんというか、自分の人生だろうか、と思ったりしますね
大切な瞬間が指の隙間から零れ落ちるような

それにしても仕事が大変すぎて、また暗礁に乗り上げている
いつものことだからいつも通りですが

スモールワールズ』一穂ミチさん

この作者さんのボーイズ・ラブ小説をたまたまみつけてよんで


え?なんでいままでしらなかった
ってくらいすごくよくて。
ボーイズ・ラブはその入り口になった世界一初恋 シリーズをいまだに名作だとおもってるけど(羽鳥さんがすき)
(いまだに続刊しているすごさ)
これもその同系統
ようするに、ワークアホリック的な男子たちが素敵なパートナー関係をつくるはなし

世界一初恋は出版社とか作家とか本屋だから
まぁわたしが大好きなんですけど

イエスかノーか半分かのシリーズはテレビ局、アナウンサーや、まぁそこのオープニングムービーをつくる美術系のひとや、あるいはプロデューサーなどが登場人物で
ほー、テレビ局ってこんな感じなんだ!って素直におもうし すごく面白い
アナウンサー、ニュースキャスターってけっこう前からそれなりに好きなんですけど
まさにそのストライクですね
まぁ、仮面をかぶって人前でにこにこしてる設定二重人格キャスターなんですけど笑
それもすごくいい 大好き すごくわかる(?)

そして全員ワークアホリック的
それもわかる
それでも誰かを愛してしまって溺愛してる感じがとてもいい

そして、その一穂さんは
BLレーベルだけじゃなく、一般文芸も書いていて

スモールワールズは、文芸の短編集で
これがめちゃくちゃよかった

わたしは短編集はあまり読まない、すきじゃない、話がさくっと終わってふわっとしたのでオーケーにしちゃうから物足りなくて
でも、一穂さんの短編集は、短編に思えない
一個一個がすっごく重厚ですばらしい

うん、まぁ、好みの問題だとは思うんだけど、私はやっぱり一穂さんが描く人間、人と人との関わり方がすっごく好きだから、
たとえ短編でも大満足というか
短編でこんなに満足感を与えるのってすごいな、天才だなって思う

ジェンダーに関していろいろおもっているのか
そういう感じの話もあって
そこも共感するんだけど
出産や子育ての話もあって
わたしは子育てしてないけど、すごく共感できた、というか 子育ての不思議や醍醐味はここだろうと思われるポイントをすごく丁寧に優しくかいてくれていて
きっと、子育てしてないひとも、してるひとも、
読んだらあたたかな気持ちになるとおもう
兄弟関係もそう、親子関係もそう
友人も恋愛もそう

個人的には最後のやつ、男子どうしの友情のが一番好きだったけど
友情であり友愛であり
一穂さんはそういうの描くときの切り取り方がやっぱすごくいい、だいすき
と思ったけど
でも、全部すごくよかったです
人を好きになるのに年齢も性別も関係ないとわたしはおもう
それがどこに向かうか、どこまでをめざすかというのは、もちろんあるけれど
ふとした拠り所というのは家族であり友達であり親友であり
我が子であり親戚であり
だれでもありだとおもっていて
匿名のだれかでも、作家でも物語世界の人物でも

好意を持たれるのってこわい、とかいてて
なにげなく会って、心地いい関係のひとには嫌われるより好意を持たれるのがこわい、って
好意を持たれると、その次、がはじまってしまうから、って
そして
はじまるとどこかにいきつかなきゃいけないとか
はじまると終わるかもしれないとか
そういうので

だからあえてそこで引くとか距離をとるとか

そういうのが最後の話に描かれていて
なるほどとおもいました


できたら好きな人には好かれたいけれど
好意や愛には底がないから
こわいししんどいし苦しいと思うこともある

それがまったく裏返しに人をおそろしく傷つけたりもするし


それでもそういう愛が無い世界はかなしいし淋しいのもほんとうで

人はわがままだと思う


まぁそういうわがまま人間というものが
嫌いではないですけど

うん
嫌いではないきっとすきだ
だからなんとか生きている
人間をやっていられる
クソみたいな生き物だなーとよく思うけど 笑

一穂さんみたいな人が作家をやっていて
そしてそれなりにみんなが支持しているのは
それは
そんな今の世界はわるくないなっていう証拠かなって思うので

これからも
小説を楽しみにしています


*りんご

# by 39-unepomme | 2022-06-01 11:21 | 素敵な本や歌♪ | Comments(0)